CentOS

クラウド

Google Compute Engine から SendGrid 経由でメール送信

Google Compute Engine は、メールの送信に使う 25/465/587ポートの宛への通信が禁止されているため、PostfixなどMTAを設定しただけでは、メール送信をすることができません。対応方法は色々あるようですが Google Compute Engine からメールを送信するには、SendGrid など外部のメール配信サービスを利用するのが手軽なようです。そこで今回は、Se...
Linux

Ansible でSSHのセキュリティ設定

UNIX系のサーバーでは、クライアントのリモート通信に SSH を使うことが標準となっています。すなわち、公開サーバーで SSHサーバー(sshd) が動作していることは容易に推測できるため、攻撃の格好の的になることはどうしても避けられません。そこで今回は、 SSHのセキュリティの3点セット「パスワード認証の無効化」「rootユーザでのログイン禁止」「sshdの待受ポートの変更」を、Ansible...
Linux

Ansible Roles の使い方(Playbookの分割と再利用)

Ansible には、Playbook を分割し再利用性を高めるための「Roles」という仕組みがあります。プログラミングで言うところのクラスのようなものですね。Playbook を分割すると可読性が高まることも期待できますので、これを使わない手はありません。そこで今回は、Ansible の Roles の使い方についてまとめてみました。
Linux

Apache httpd 2.4.23 + mod_http2 インストールメモ

Linux

Ansible でユーザの作成(公開鍵認証 + sudo権限付与)

前回「Ansible のインストールと管理対象サーバへの接続設定メモ」の記事では、root ユーザ+パスワード認証でAnsibleを実行しましたが、「rootユーザでのリモートログイン」や「パスワード認証」は、セキュリティポリシーで禁止されている場合もあるかと思います。そこで今回は、Ansibleで、Ansible実行用のユーザを作成し、SSH公開鍵の登録とsudo権限を付与する Playbook...
Linux

Ansible のインストールと管理対象サーバへの接続設定メモ

Ansible(アンシブル)は、サーバの構築作業などを自動化してくれる、オープンソースの構成管理ツールです。「シンプルと使いやすさ」を目標として、米レッドハット社が開発しています。また、Ansible は、管理対象サーバにエージェントのインストールが不要なことも大きな特徴です。そこで今回は、今さらではありますが、Ansibleのインストールと、Ansibleで管理対象サーバに接続できるまでの設定を...
Linux

CentOS 6.8 LAMPサーバ インストールメモ【CentOS6.8+Apache+MySQL+PHP】

2016年5月25日 CentOS 6.8 がリリースされました、RHEL6.8から15日でのリリースになります。CentOS6初期の頃は、かなりの遅延がありましたが、最近は安定して2週間前後でリリースされていますので、安心して使えますね。さっそく、CentOS 6.8 で LAMP構成をインストールする手順をメモしておきました。
Linux

Tripwire で Web公開用ディレクトリの変更をチェックする

Tripwireは、指定したファイルやディレクトリ等の変更を検知して、レポートに出力したり、管理者にメールで通知してくれるソフトウェアです。侵入者により、不正な改ざんが行われた事を検知することが Tripwire の目的であるため、ホスト型IDS(侵入検知システム)とも呼ばれています。そこで今回は、Tripwire を使って、Web公開用ディレクトリの変更をチェックしてみたいと思います。
Linux

これだけはやっておこう Linuxサーバのセキュリティ対策5つ

ここ近年、WEBサービスへのサイバー攻撃による、個人情報などの情報漏洩事件が後を絶ちません。攻撃の多くは、アプリケーションやサーバの脆弱性を利用したものです。当然セキュリティ対策が必要になるのですが、対策方法は山のようにあり、どこから手をつけたらよいか迷ってしまいますね。そこで今回は、WEBサービスでよく使われている Linuxサーバのセキュリティ対策をまとめてみました。
Zabbix

Zabbix 3.0 通信の暗号化設定(RSA証明書ベースの暗号化)

Zabbix3.0 では、Zabbixモジュール間(Zabbixサーバー、Zabbixプロキシ、Zabbixエージェント)で行われる通信を暗号化できるようになりました。これまでは、インターネットを通じてサーバを監視する場合は、別途VPNやSSHトンネリングを使って、通信を暗号化する(又はあきらめる(^^;))必要がありましたが、Zabbix3.0には、証明書や事前共有鍵を使った、通信の暗号化機能が...
Zabbix

Zabbix 3.0 を yumでインストール(CentOS 7.2)

2016年2月16日、Zabbix3.0がリリースされました。約1年半ぶりのバージョンアップになりますね。今回のバージョンアップでは、WEBインターフェースデザインの一新、通信の暗号化、予測検知機能など、100以上の改善が行われています。さっそく、Zabbix 3.0 を CentOS7.2 (1511) にインストールしてみました。
Linux

SSLメールサーバ構築メモ Postfix + Dovecot【2024年版】

クラウドサービスの普及により自前でメールサーバを構築することは少なくなりましたが、自前で構築したメールサーバは他のシステムと連携しやすいなど自由度が高いのが魅力です。ただし、セキュリティの確保も自前でしっかり行わなければなりません。そこで今回は、SSL/TLSに対応したメールサーバを構築した時の手順をメモしておきました。 メールサーバの設定概要 メールサーバの設定概要は、以下の通りです。ドメイン名...
Linux

Apache HTTP/2 + PHP7 のパフォーマンスを測定

前回の記事「Apache HTTP/2+PHP7+MySQL5.7 インストールメモ」で構築したサーバの、パフォーマンス(レスポンスタイム)を測定してみました。HTTP/1.1+PHP5.4 の環境と比較してみると、大幅にパフォーマンスが向上しています。当然の結果かと思いますが、あまりに劇的だったのでメモとして残しておきます。
Linux

Apache HTTP/2+PHP7+MySQL5.7 インストールメモ

2015年もあと少しになりました。今年を振り返ってみると、HTTP/2 の標準化と主要WEBサーバへの実装、2倍以上の性能向上やメモリ使用量を低減した PHP7 のリリース、Let's Encrypt によるSSL/TLSサーバー証明書の無料化、パフォーマンスが飛躍的に向上した MySQL5.7 のGA版リリースなど、2015年はWEBに関する技術が、大きく変化した年だったと思います。そこで今回は...
Linux

CentOS 7.2 (1511) LAMPサーバインストールメモ【CentOS7.2.1511+Apache+MySQL+PHP】

2015年12月14日 CentOS7.2 (1511) がリリースされました。RHEL 7.2 (11/19)から約1ヶ月でのリリースになります。そろそろ、CentOS 7系への移行を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。さっそく、CentOS7.2 で LAMP構成をインストールする手順をメモしておきました。
Linux

MySQL 5.6 マスター/スレーブサーバの設定メモ

MySQL のレプリケーションを使うと、負荷分散、ホットスタンバイ、データのバックアップといったことが、簡単に実現できます。MySQLの中でも特に人気のある機能ではないでしょうか。この便利なレプリケーションを使うには、そこそこの設定が必要です。そしてよく忘れます(^^;) そこで今回は、マスターサーバの設定から、スレーブサーバを構築するまでの手順をメモしておきました。
Linux

nmcli コマンドで DNSサーバを変更できない時の対応方法(CentOS7)

NetworkManager の nmcli コマンドで、DHCPにより設定されたDNSサーバを削除できないため、参照先のDNSサーバを変更できない場合があります。これはコマンドを1行打てば回避できます。ついでに NetworkManager が /etc/resolv.conf を書換える挙動を少し調べてみましたので、メモしておきました。
Linux

CentOS 6.7 LAMPサーバ インストールメモ【CentOS6.7+Apache+MySQL+PHP】

RHEL6.7から16日で CentOS 6.7 がリリースされました。今回のリリースでは、システム管理やセキュリティなどの機能が強化されています。さっそく、CentOS 6.7 で LAMP構成をインストールする手順をメモしておきました。
Linux

Redis と php-pecl-redis のインストールメモ(CentOS7.1.1503)

Redis(レディス)は、メモリ上でデータの高速な読み書きを可能にする、キーバリューストアを構築するためのソフトウェアです。キーバリューストアの代表格 Memcached と比べると、Redis は高機能で、データの永続化や、データ構造のサポート、データレプリケーション機能など、便利な機能が色々あります。そこで今回は、Redis と php-pecl-redis のインストール手順と、Redis ...
Linux

ownClowd 8.1 + HTTPS + Memcached の設定メモ(CentOS7.1.1503)

ownCloud は、ドロップボックスのようなオンラインストレージを、自分のサーバ上に構築できるオープンソースソフトウェアです。クライアントは、WEBブラウザさえあれば、ownCloud で、ファイルを共有することが可能です。 さらに専用のクライアントソフトをインストールすれば、PC上に、自動で ownCloud と同期するフォルダを作成できます。iOS/Androidアプリも用意されているので、...
Linux

MeCab システム辞書への単語追加(mecab-ipadic-neologd)

MeCab 辞書には、以前の記事でご紹介した「ユーザ辞書」と「システム辞書」の2種類があります。ユーザ辞書への単語の追加は、手軽な反面、解析速度が落ちるといったデメリットもあります。そこで今回は、MeCab の「システム辞書」に単語を追加する方法をご紹介します。また、最近話題の新語辞書 mecab-ipadic-neologd もシステム辞書に追加してみました。
Linux

MeCab ユーザ辞書への単語追加

MeCab を使って、文章を単語に分割した時に、複数の単語が含まれる複合語などが、思ったように分割できない事があります。例えば「焼肉定食」は「焼肉」と「定食」の2つの単語に分割されてしまいます。MeCab には「最小単位の単語に分割する」という基本ルールがあるので、この分割は正しいのですが、実際に文章を解析する時は、1つの単語として扱いたくなります。そこで今回は、MeCab の辞書に単語を追加して...
Linux

NFS サーバ/クライアント設定メモ(CentOS7.1.1503)

NFS(Network File System)は、複数のホストから、同じファイルを共有することができる、分散ファイルシステムです。NFS の歴史は古く、30年近く使われているそうです。ファイル共有のプロトコルは、FTP や SMB をよく耳にしますが、NFS は、その仕組みのシンプルさから、ロードバランサー配下のWEBサーバなどでよく使われています。
Linux

RPMのコンパイルオプションを変更してインストールする方法

RPM は、CentOSなどRedHat系のOSで使われている、パッケージ管理システムです。実際には RPM の依存関係を考慮して、インストールなどをしてくれる yumコマンド を使って、RPM パッケージを扱うことが多いかと思います。 RPM パッケージに含まれる、ソフトやライブラリはコンパイル済なので、ソースファイルからコンパイル(ビルド)する手間を軽減できます。便利な仕組みなのですが、稀にコ...
プログラム

MeCab と php-mecab のインストールメモ(CentOS7.1)

MeCab は、日本語の文章を解析して、単語に分割してくれるソフトウェアです。WEBサービスを作るにあたって MeCab を PHP から使う必要があったので、今回は php-mecab もインストールしました。MeCab(めーきゃぶ)の名称は、開発者さんの好物「めかぶ」にちなんで付けられたそうです。ふと、めかぶをつまみに一杯やりたくなりました。(^^)
Zabbix

Zabbix 2.4 を yumでインストール(Zabbix2.4.5 + CentOS7.1.1503)

Zabbixサーバを、CentOS 7.1 (1503) にインストールした時のメモです。サクッと終わるかと思いきや、Zabbixサーバを起動しようとすると「Job for zabbix-server.service failed. See 'systemctl status zabbix-server.service' and 'journalctl -xn' for details.」のエラー...
Linux

HTTP/2 対応の WordPress サイト設定メモ【Nghttp2 (nghttpx) + CentOS 7】

Nghttp2 のプロキシー nghttpx を使って、HTTP/2 対応の WordPress サイトを設定した時のメモです。nghttpx は、HTTP/2 リクエストを HTTP/1.1 などのリクエストに変換してくれる、便利なプロキシーです。今回は、フロントエンドで HTTP/2 リクエストを nghttpx が受け取り、 バックエンドのWEBサーバ(Apache)に、HTTP/1.1リク...
Linux

HTTP/2 WEBサーバ設定メモ【Nghttp2 (nghttpd) + CentOS 7】

HTTP/2 は「WEBの高速化、通信量の削減、安全な接続」を目的とした、WEB通信プロトコルの最新バージョンです。2015年2月17日に、IETFの運営グループにより正式な仕様として承認されました。これまで長い間 HTTP/1.1 が使われていましたが、16年ぶりのバージョンアップになります。そこで今回は、HTTP/2 の実装として有名な Nghttp2 の nghttpd を使って、HTTP/...
Linux

CentOS 7.1 (1503) LAMPサーバインストールメモ【CentOS7.1.1503+Apache+MySQL+PHP】

2015年3月31日 RHEL 7.1 のリリースから約1ヶ月で CentOS 7.1(1503)がリリースされました。CentOS 7 では初のマイナーバージョンアップになりますね。初回のリリースから1年近く経ちましたので、CentOS 7系 への移行を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。さっそく、CentOS7.1 で LAMP構成をインストールする手順をメモしておきました。
Zabbix

Zabbix 2.4 SNMPトラップの監視設定メモ(SNMPTT)

SNMPトラップを受信して Zabbix から監視をするための設定メモです。Zabbix の公式マニュアルでも推奨している SNMPTT(snmptthandler-embedded)を使って設定してみました。トラップを受信する snmptrapd 、トラップの書式を整える SNMPTT など登場人物が多いため設定がやや複雑ではありますが、できるだけ分かりやすくを心がけてまとめてみました。