ownClowd 8.1 + HTTPS + Memcached の設定メモ(CentOS7.1.1503)

2015年7月14日  カテゴリー:Linux  タグ: ,
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ownCloud は、ドロップボックスのようなオンラインストレージを、自分のサーバ上に構築できるオープンソースソフトウェアです。クライアントは、WEBブラウザさえあれば、ownCloud で、ファイルを共有することが可能です。

さらに専用のクライアントソフトをインストールすれば、PC上に、自動で ownCloud と同期するフォルダを作成できます。iOS/Androidアプリも用意されているので、スマートフォンからでも使えます。試しに ownCloud8.1 を CentOS 7.1 にインストールしてみましたので、手順をメモしておきました。

LAMP 環境のインストール

ownCloud を動かすには LAMP 環境が必要です。今回は、こちらの手順でインストールしました。

ownCloud のインストール

ownCloud の yum リポジトリの追加

ownCloud のインストール

ownCloud の yum リポジトリの無効化

vim /etc/yum.repos.d/isv\:ownCloud\:community.repo

インストール作業はこれだけです。おどろくほど簡単ですね(^^)

SSLサーバ証明書(自己署名)の作成

(2015年12月15日追記)正規の認証局が発行した、サーバー証明書を無料で取得できるようになりました。よければご参照ください → Let's Encrypt サーバー証明書の取得と自動更新設定メモ

・秘密鍵の作成

・CSR(証明書署名要求)の作成
※Common Name(ドメイン名)「owncloud.example」は、ご自分のドメイン名に読み替えてください。

・SSLサーバ証明書の作成(有効期限10年)

・秘密鍵とSSLサーバ証明書を適切な場所に移動

・秘密鍵とSSLサーバ証明書のオーナーを root に変更

・CSRを削除

Apache HTTPSバーチャルホストの設定

・ownCloud デフォルトのコンフィグを読込まないようにする。

・SSL設定ファイルのオリジナルをバックアッップします。

・コンフィグを作成します。
vim /etc/httpd/conf.d/ssl.conf

・httpd再起動
systemctl restart httpd

ownCloud 用のデータベースの作成

・MySQLに ownCloud 用のDBとユーザを作成します。
mysql -u root -p

ownCloud の初期設定

ブラウザで「https://owncloud.example/」にアクセスすると ownCloud の初期設定画面が表示されます。(自己署名証明書なので警告が表示されます)

管理アカウントのユーザ名とパスワードを入力して「ストレージとデータベース」をクリックします。
owncloud-01

「MySQL/MariaDB」を選択して、先ほど作成した、MySQLのユーザ名、<パスワード>、データベース名、を入力し「セットアップを完了します」をクリックします。
owncloud-02

「ownCloud へようこそ」が表示されれば、初期設定完了です。
owncloud-03

シンプルな画面で分かりやすいですね。(^^) ドラッグアンドドロップでアップロードできます。バージョン管理もできるようですね。
owncloud-05

メモリキャッシュ(Memcached)の設定

右上の[ユーザ名]→[管理] 画面で「メモリキャッシュが設定されていません。パフォーマンスを向上するために、可能であれば memcache を設定してください。」と表示されていました。パフォーマンスが向上するそうなので、メモリキャッシュ(Memcached)も設定してみました。
owncloud-04

・Memcached のインストール

・自動起動設定
systemctl enable memcached

・起動
systemctl start memcached

・ownCloud のメモリキャッシュ設定
vim /var/www/html/owncloud/config/config.php

終わりに

とても簡単にインストールができる ownCloud ですが、公式マニュアルを見てみると、データの保存先を Amazon S3 にしたり、API経由で操作ができたりと、面白そうな機能がたくさんありそうです。時間を見つけて、いろいろ試してみたいと思います。

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ownClowd 8.1 + HTTPS + Memcached の設定メモ(CentOS7.1.1503)」への2件のフィードバック

  1. yaizawa

    OwnCloudのmemcache周りで悩んでいる際に参考にさせていただきました。
    真似して設定を入れ込んでみましたが、うまく行きませんでしたので試行錯誤してみたところ、提示されていた設定では恐らくmemcachdが効いていないように思われます。

    若干環境が違いますが、次のような経緯を踏みました。
    ・FreeBSDにPHP 5.6をpkgで導入
    ・memcachd、pecl-memcacheを導入
    ・「’memcache.local’ => ‘\OC\Memcache\APCu’,」を追加 ⇒ 動作せず
    ・config.sample.phpの記述を確認したところ、上記設定ではメモリキャッシュのバックエンドとしてAPC userを使用する模様
    —–引用開始—–
    * Available cache backends:
    *
    * * \OC\Memcache\APC Alternative PHP Cache backend
    * * \OC\Memcache\APCu APC user backend
    * * \OC\Memcache\ArrayCache In-memory array-based backend (not recommended)
    * * \OC\Memcache\Memcached Memcached backend
    * * \OC\Memcache\Redis Redis backend
    * * \OC\Memcache\XCache XCache backend
    —–引用終わり—–
    ・「’memcache.local’ => ‘\OC\Memcache\Memcached’,」に変更 ⇒ 動作せず
    ・念のためと思いpecl-memcacheを削除、pecl-memcachedを導入 ⇒ 動作

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