KeyCDN が HTTP/2 に対応したそうなので、早速使ってみました。既に運用中の Zone でも、設定ひとつで簡単に HTTP/2 を有効にできます。
HTTP/2 の有効化
KeyCDN の基本的な設定は「KeyCDN 設定メモと転送スピードの比較」の記事をご参照ください。また、HTTP/2 を設定するには、HTTPSが必須になります。
KeyCDN にログインして、左メニューの「Zones」をクリックします。
HTTP/2 を有効化したい Zone の Manageメニューから「Edit」 をクリックします。
Zone Type の「Show Advanced Features」にチェックを入れます。
HTTP/2 の設定を disabled から「enabled」に変更します。上でも書きましたが、HTTP/2 は、事実上 HTTPS が必須になりますので、SSLの設定が shared または custom になっている必要があります。
最後に、ページ最下部の「Save」をクリックすれば、設定完了です。設定が反映されるまで、しばし待ちます。
動作確認
KeyCDN にキャッシュされているファイルを、Firefox41で表示してみると、バージョン HTTP/2 になっていることが確認できました。
また、Safari8 や curl コマンドなど、HTTP/2 に対応していないクライアントからのリクエストは、HTTP/1.1 で応答してくれます。
$ curl -I https://aparblog-e61.kxcdn.com/wp-content/uploads/2015/01/ogp-keycdn.png HTTP/1.1 200 OK Server: keycdn-engine Date: Wed, 14 Oct 2015 12:45:03 GMT (略)
おわりに
最近相次いで Apache や nginx など、主要なWEBサーバが HTTP/2 に対応したりと、HTTP/2の普及がじわじわと進んでいますね。
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