Watson をたった5分で試せる!IBM Cloud ライト・アカウント

Watson をたった5分で試せる!IBM Cloud ライト・アカウント
あぱーブログ
2017年11月22日  カテゴリー:WEB  タグ: ,
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IBM Cloud ライト・アカウントは、クレジットカード登録不要で IBM Cloud の主要なサービスを一定範囲内で使うことができるアカウントです。他社のクラウドサービスでは無料のお試しでもクレカ登録が必須ですが、このライト・アカウントなら気軽にサービスを試すことができますね。そこで今回は、IBM Cloud ライト・アカウントで、AIサービスの「Watson」を試してみました。

IBM Cloud と Bluemix

以前 Watson は、IBM Bluemix のサービスのひとつでしたが、 2017年11月に Bluemix ブランドは IBM Cloud ブランドに統合されました。そのため、Watson も「IBM Cloud」のサービスの一部になっています。今後は IBM のクラウドサービスといえば、そのまま「IBM Cloud」だと思ってよいでしょう、シンプルでとてもわかりやすくなりましたね。

参考記事:BluemixはIBM Cloudとして生まれ変わりました。| IBM ソリューション ブログ

ライト・アカウントの制限事項

IBM Cloudライト・アカウントは、ライト・プランのサービスを無料で期間に制限なく使えます。また、ライトアカウントには次のような制限事項がありますが、サービスを試すだけならまったく問題ないでしょう。

  • 10日間 開発なしでアプリを自動停止(メール通知あり)
  • 30日間 活動なしでサービスの自動削除(メール通知あり)
  • 地域は「米国南部」を選択すること
  • ライト・プラン毎にインスタンスは1つ

ライト・アカウントの登録

IBM Cloudライト・アカウントのページから登録します。入力項目は、メールアドレス、氏名、電話番号だけなのでほぼ一瞬でアカウントを作成できます。

ライト・アカウントの登録画面

ライト・アカウントで使える Watson の API

それではまず、ライト・アカウントで使える Watson の API を確認してみまししょう。

IBM Cloudライト・アカウントの登録が終わったら、IBM Cloud のコンソールにログインして、画面左上の「カタログ」をクリックします。

IBM Cloud のコンソール画面

左メニューの一番下の「Watson」をクリックします。(ライト・アカウントでログインした場合は、初期状態でライトプランのみ表示するようにサービスカタログが「label:ライト」でフィルタされています)

「Watson」をクリック

ライト・アカウントでは以下の8種類の Watson API を使うことができます。(2017年11月21日現在)

ライト・アカウントで使える Watson の API

5分で試せる!「Watson」Personality Insights(性格分析)

今回は、この Watson API の中から Personality Insights(性格分析)を試してみます。Personality Insights はテキストファイルから筆者の性格を推測することができるサービスです、英語だけでなく日本語にも対応しています。

サービスの作成

サービスカタログから「Personality Insights」をクリックします。

サービスカタログから「Personality Insights」をクリック

デプロイする地域の選択で「米国南部」を選択し、「作成」をクリックします。(組織やスペースは自動で作ってくれているようです)

デプロイする地域の選択で「米国南部」を選択

資格情報の作成

サービスが作成されたら「サービス資格情報」をクリックします。

「サービス資格情報」をクリック

「新規資格情報」をクリックします。

「新規資格情報」をクリック

適当な「名前」を入力して「追加」をクリックします。

「新規資格情報」を追加

追加した資格情報を表示して「username」と「password」をメモしておきます。

追加した資格情報を表示

テキストファイルの準備

性格分析を行う対象のテキストファイルを用意します。今回は「吉野家コピペ」を分析してみます。吉野家コピペをテキストファイルにコピペさせて頂き、文字エンコーディングを「UTF-8」にして「yoshinoya.txt」として保存します。

吉野家コピペ

APIへのリクエスト書式

POSTリクエストで Personality Insights API にテキストファイルを投げます。書式は次の通りです。

curl -X POST --user {username}:{password} \
--header "Content-Type: text/plain;charset=utf-8" \
--header "Content-Language: ja" \
--data-binary "@{path_to_file}yoshinoya.txt" \
"https://gateway.watsonplatform.net/personality-insights/api/v3/profile?version=2017-10-13" \
| python -mjson.tool

curl -X POST --user {username}:{password}
 先ほどメモした資格情報の username と password を指定します。例えば username が「foo」、password が「secret」の場合は、「curl -X POST --user foo:secret」になります。

--header "Content-Type: text/plain;charset=utf-8"
 テキストファイルの文字エンコーディング「utf-8」を指定します。

--header "Content-Language: ja"
 テキストが日本語の場合は言語「ja」を指定します。英語の場合はこの指定は不要です。

--data-binary "@{path_to_file}yoshinoya.txt"
 テキストファイルのパスを「@」に続けて指定します。例えば /tmp の下にテキストファイルがある場合は、「--data-binary "@/tmp/yoshinoya.txt"」になります。

"https://gateway.watsonplatform.net/personality-insights/api/v3/profile?version=2017-10-13"
 リクエストの送信先 Personality Insights API のURLです。

| python -mjson.tool
 分析の結果は JSON で返ってきますので、見やすいように整形するためのコマンドです。

分析結果(抜粋)

Watson AI では吉野家コピペの主人公は、激情的で心配性な性格と分析されました。また、下の方で警告が出ていますが、吉野家コピペの単語数は544でこれでは分析するのには少ないようです。最低でも600語、できれば1200語以上あるのがベストとあります。

おわりに

前々から Watson を試してみたかったのですが、こんなに簡単に試せるとは思いませんでした。あおり文句ではなく本当にたった5分で試せます!

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