つい最近 iPhone のスクリーンショットが撮れなくなってしまい、iPhone を再起動したり、Assistive Touch 機能でスクリーンショットを撮ってみたのですが、まったくできなくなってしまいました。しかもなぜかペアリングしている AppleWatch のスクリーンショットまでも撮れません、、あきらめかけていたのですが、ふとしたことから原因がわかり解決しました。かなり珍しいケースだと思いますが、せっかくなので記事にしてみました。
一般的な対処法
iPhone でスクリーンショットが撮れないことは稀にあるようで、一般的には下記の対処法で解決するようです。おそらくですが物理ボタンが効きにくくなっていることが原因かと思います。
- iPhone を再起動する
- Assistive Touch 機能でスクリーンショットを撮る
しかし iPhone を再起動しても、 Assistive Touch 機能(「設定」→「一般」→「アクセスビリティ」→「Assistive Touch」で「オン」にできます)で「スクリーンショット」をタップしてもうんともすんともいいません(^^;)
原因は FinalCode の「プロファイル」
なんと原因は、暗号化したファイルを閲覧するためのアプリ「FinalCode Reader for iOS」が、設定したプロファイルにありました。
(スクリーンショットが撮れないのでデジカメで撮りました。きたなくてすみません)
どういうことかというと、FinalCode(ファイナルコード)というファイル暗号化ソフトをテストしていた時に、検証のためこの「FinalCode Reader for iOS」アプリをインストールしたのですが、このアプリが情報漏えい防止のため iPhone のスクリーンショット機能を制限することをすっかり忘れていました、、、しかもこのプロファイルで AppleWatch のスクリーンショットまでもが機能制限されます。
対処法は、開発元のQ&Aにしっかり書いてありました。プロファイルを削除するとアプリが使えないようになっているそうです。完璧な仕様ですね。
FinalCode Reader for iOS のインストール後は、スクリーンショットからの情報漏えいを防ぐためスクリーンショットの利用を制限しております。
なお、iOSの制約上、FinalCodeアプリ起動時以外でも一律スクリーンショットが制限されます。
制限を解除するためには、以下の操作でFinalCode Readerのプロファイルの削除をお願いします。[設定]→[一般]→[プロファイル]→[FinalCode Reader]→[プロファイルを削除]
FinalCode Readerを使用する際は、再度プロファイルのインストールを促され、インストールしない限りFinalCodeのファイルは開けない仕様となっております。
「FinalCode Reader for iOS」iOSでスクリーンショット機能が使えなくなった | デジタルアーツ より引用(2019年4月14日)
おわりに
余談になりますが、この FinalCode は情報漏えい対策がほぼ完璧にできるソフトです。情報セキュリティを担当している方なら FinalCode の仕様にニヤニヤしてしまうと思います。ぜひ FinalCode のサイトを覗いてみてくださいね。
コメント
初めまして、記事を拝見させて頂きました。
突然スクショが撮れなくなってしまいいくら調べても解決せず困っていたのですが、こちらの記事の通りプロファイルを確認したところ仕事で新しく使い始めたアプリが原因で機能制限がかかっていたことが判明しました。
本当に助かりました……ありがとうございました、お礼を言わずにはいられなかったのでコメントさせて頂きました。
>茜さん
こちらこそコメントありがとうございます。
この記事がお役にたてて良かったです。
ずっとスクショが出来なくて
どのサイトで調べてもわからず
アップルストアに行く時間と体力がない…不良品だったんだと諦めていました。
こちらを見つけて、やっとスクショが撮れるようになりました( i _ i )
仕事でも役立てますし、気に入った記事のスクショも撮って読み返せるようになりました!
本当に本当にありがとうございます!!
>もーもーさん
こちらこそコメントありがとうございます!
スクショトラブルが解決して良かったです。
何やってもダメでしたが最後にこの記事に辿り着き解決しました!!感謝です!!
>匿名さん
こちらこそお褒めのコメントありがとうございます!
すごく助かりました( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
ありがとうございました(´TωT`)
>匿名さん
コメントありがとうございます!
この記事がお役に立ったようでよかったです。