Apache NetBeans 11 を macOS にインストールメモ

プログラム
スポンサーリンク

Apache NetBeans(ネットビーンズ) は、オープンソースの統合開発環境(IDE)です。Java や PHP など色々なプログラム言語に対応しています。以前は オラクルが中心になって NetBeans を開発していましたが、バージョン9から Apache が開発をするようになりました。現時点ではインストーラーが提供されていないため、以前とインストール方法が少し変わっているようです。そこで今回は、現時点(2019年4月20日)の最新版 Apache NetBeans 11.0 を macOS にインストールする手順をまとめてみました。

NetBeans の日本語版

オラクルが開発していた NetBeans バージョン8.2 までは、日本語版の NetBeans が存在していましたが、2016年にオラクルから Apache に開発が移ってからのバージョン9〜11では日本語版は提供されていません。

もし、どうしても日本語版の NetBeans を使いたい場合は、オラクルの NetBeans 公式サイトから日本語版をダウンロードすることができます。(ただし最新でもバージョン8.2 になります)

NetBeans IDE 8.2 ダウンロード | NetBeans 公式サイト(オラクル版)

Javaの実行環境(Open JDK 12)をインストール

NetBeans は、Java言語で作られているため Javaの実行環境が必要になります。あらかじめ実行環境をインストールしておきましょう。

今回は、Open JDK バージョン12 をインストールします。以下のダウンロードページから macOS  用の Open JDK 12.0.1 をダウンロードします。

https://jdk.java.net/12/
Open JDK 12.0.1 のダウンロードページ

ダウンロードすると .tar アーカイブになりますので展開します。(拡張子が .tar.gz のままの場合は tar コマンドのオプションを xvzf にすれば展開できます)

tar xvf openjdk-12.0.1_osx-x64_bin.tar

展開すると「jdk-12.0.1.jdk」というフォルダができますので、このフォルダごと「/Library/Java/JavaVirtualMachines/」の下に移動します。root 権限が必要になりますので sudo をつけて実行してください。

sudo mv jdk-12.0.1.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/

java のバージョンを確認し、下のように表示されていれば Javaの実行環境のインストール完了です。

java -version
 
openjdk version "12.0.1" 2019-04-16
OpenJDK Runtime Environment (build 12.0.1+12)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 12.0.1+12, mixed mode, sharing)

Apache NetBeans 11 のインストール

Apache NetBeans 11のダウンロードページで、NetBeans 11 のバイナリ(Binaries)のリンクをクリックします。

https://netbeans.apache.org/download/nb110/nb110.html
Apache NetBeans 11のダウンロードページ

近くのダウンロードミラーサイトがいくつか表示されますので、適当なサイトから Apache NetBeans 11 をダウンロードします。(一番上に表示されているのがオススメのミラーサイトです)

Apache NetBeans 11のダウンロードミラーサイトの一覧ページ

ダウンロードした NetBeans 11 を解凍すると「netbeans」というフォルダができますので、このフォルダごと「/Applications/」以下に移動します。(ファインダーでアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップしても構いません)

mv netbeans /Applications/

以下のコマンドで NetBeans を起動します。

/Applications/netbeans/bin/netbeans

起動した NetBeans 11 のメニューや設定画面をざっとみてみましたが、オラクル版の NetBeans 8.2 とほとんど変わっていませんので、これまで NetBeans を使っていた方なら問題なく Apache NetBeans に移行できると思います。

Apache NetBeans 11の設定画面

余談ですが、4年前に書いた NetBeans の記事の手順がそのまま使えるほど UI が変わっていません(使い方をど忘れしたので助かりました)

関連記事:NetBeans での Git リポジトリサーバへの接続方法

起動コマンドファイルの作成

NetBeans の起動のたびに毎回コマンドを打っても問題ありませんが、下のような起動用のコマンドファイルを作成してドックに登録しておくと便利です。

NetBeans 起動用のコマンドファイルの作成
vi start_netbeans.command

#!/bin/bash
/Applications/netbeans/bin/netbeans

作成したコマンドファイルに実行権限をつけます。

chmod 755 start_netbeans.command

コマンドファイルは、ドックの右端に登録することができます。

NetBeans 起動用のコマンドファイルをドックに登録

おわりに

Apache に開発が移行してはじめてリリースされた Apache NetBeans 9.0 では、PHP の開発環境がサポートされていなかったため、しばらく NetBeans 8.2 を使っていましたが、バージョン 10 で PHP がサポートされたことを最近知りました。オラクルから Apache へ移行は段階的に行われているようです。Apache NetBeans でも日本語版がリリースされるといいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました