保育園に行けない!「はやり目」はすごく厄介な病気だと思い知った話

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つい先日、1歳と4歳になる子供が「はやり目」(流行性角結膜炎)かかりました。「はやり目」と聞くと、単に目が充血するくらいの病気に思っていましたが、保育園に行く子供が はやり目にかかると、ものすごく厄介な病気だと思い知らされました(^^;) そこで今回は「はやり目」(流行性角結膜炎)についてまとめてみたいと思います。

 
※私は医療の専門家ではありません。はやり目の治療方法や薬についての詳細は、必ず眼科医にご確認ください。

「はやり目」(流行性角結膜炎)とは

はやり目は、アデノウイルスというウイルスに感染することにより発病する目の病気です。潜伏期間は1〜2週間で、発病から1週間〜10日くらいで治ると言われていますが重症化することもありますので、完治するまでは眼科に通院することが必要です。

このアデノウイルスに対する特効薬はありませんので、下の写真のような抗菌点眼薬やステロイド点眼薬を使っての治療になります。

抗菌点眼薬とステロイド点眼薬

大人が はやり目にかかった場合は目にアデノウイルスがいるかどうかを検査します。この検査は目の下のまぶたの内側をグリグリやるので痛いです(^^;) しかし、小さい子供はこの痛さがトラウマになって今後の目の診察ができなくなってしまうので、検査はせずに所見で判断することが多いそうです。

下の子(1歳8ヶ月)は、まだ小さいため所見で「はやり目うたがい」という診断でした。「うたがい」とは言いますが、はやり目だと思って対処するのがよいでしょう。上の子(4歳)は、眼科の先生が検査前に麻酔の目薬を使ってから検査をしてくれたので泣かず検査ができたそうです。

「はやり目」は感染力が恐ろしく強い

はやり目のアデノウイルスは感染力が恐ろしく強いことに注意しなければなりません。他の結膜炎と違って、これが はやり目の厄介なところなのです。

はやり目のアデノウイルス(イメージ)

空気感染はしないそうですが、はやり目のアデノウイルスがついた手で目をこするだけで、ほとんどの場合感染してしまうそうです。大人ならば、注意していれば感染は防げると思いますが、小さい子供の場合いくら注意していても感染を防ぐのはむずかしいでしょう。うちでも下の子がはやり目(うたがい)を発病して1週間くらいで、しっかり上の子にもはやり目になりました。

上の子が発病した頃に、ついでに私も発病しました(^^;) なんか目やにがでるな〜と思っていたら、次の日の朝起きたら目やにで左目が開かなくなりました目の充血もひどく、それから3日後に右目も発病しました。目が痛い上に体もだるいのでしんどいのですが、子供はそこまでひどくないようです。大人の方が症状が重く出るのかもしれません。

感染予防対策

以下はよく言われている はやり目の感染予防対策です。家族全員はやり目にならないように注意しましょう。

  • 手で目をこすらない
  • 手をこまめに洗う
  • はやり目の人とタオルなどを共用しない
  • はやり目の人は風呂を最後にする(お湯を通じて感染します)

うちの奥さんは普段はコンタクトレンズなのですが、子供が はやり目を発病してからは手で目をこすらないようにメガネにしているそうです。

医師の許可がなければ保育園には行けない

子供が はやり目にかかったら保育園に行かせることはできません。子供を保育園に行かせている親としては、これが一番の悩みどころだと思います。これは保育園に限らず、学校保健安全法(第十八条)に、はやり目(流行性角結膜炎)に感染したら医師の許可が出るまでは、幼稚園や学校にも行かせることはできないと定められています。

保育園には行けない

子供が はやり目にかかってしまったら、2週間は保育所に行かせることはできないと覚悟して(兄弟がいる場合はもっと長くなります)、仕事を休めるように調整する、両親に子供をみてもらえるように願いするなどの準備が必要です。

おわりに

親としてはとても厄介な「はやり目」ですが、実際にかかった子供は普段通り元気なのがせめてもの救いです。(目が腫れてるのがかわいそうですが)お子さんの はやり目が早く治ることをお祈りいたします。

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