Apple Watch を使い始めてから約4年が経ちました。昨年は Apple Watch がちょっとしたところで新型コロナウイルス感染症対策にも役立ち、あたらめて Apple Watch が生活に欠かせないものだと実感しました。そこで今回は、これまで約300本以上試した Apple Watch アプリの中から、現在(2021年1月1日)でも本当によく使っている Apple Watch アプリをランキング形式で15個ご紹介いたします。
15位 Yahoo!乗換案内
乗換案内アプリの定番「Yahoo!乗換案内」です。設定の「My時刻表」によく使う駅を登録しておけば、登録した駅の時刻表を Apple Watch に「次の電車が来るまであと何分何秒」のようにカウントダウン形式で表示してくれます。コンプリケーション(文字盤にアプリを表示できる機能)に対応していますので、文字盤からワンタップで起動できるのが便利です。
14位 Bear
プライベートメモアプリの「Bear(ベアー)」です。Bear は起動が早く機能もシンプルなので、Apple Watch の音声入力でサックっとメモを作成したり追記することができます。Bear のコンプリケーションから起動すると即座に音声入力モードになり、わずか数秒でメモを取れるところが気に入っています。
13位 Newsify RSS Reader
RSSリーダーの定番「Newsify(ニューシファイ)」です。(RSSはウェブサイトの更新情報を収集するための仕組みです)チェックしたいニュースサイトやブログを登録しておけば、Apple Watch で新着記事を読むことができます。メニューは英語ですが、日本語のサイト名でも問題なく検索して登録できます。動作もかなりサクサクでストレスなく使えます。
特に便利なのが Newsify はコンプリケーションにも対応していますので、例えば Yahoo!ニュースを登録しておけば、文字盤に常に最新のニュースを表示することができます。
12位 Yahoo!防災速報
Yahoo!防災速報は、色々な防災情報を通知してくれるアプリです、ここ最近では新型コロナウイルスに関する情報も多く通知されるようになりました。緊急地震速報や豪雨予報、避難情報に加えて、Jアラートや地域の防犯情報、自治体からの緊急情報などにも対応しているのが特徴です。重要度が高い情報を厳選してくれるので通知がうるさくなることもありません、インストールして絶対に損はない Apple Watch アプリです。
11位 アラーム(標準アプリ)
標準アプリのアラームです。触覚による通知を「はっきり」にしておけば、セットした時間になると Apple Watch が強烈に振動してくれるので、絶対に遅刻できない朝の目覚ましに重宝しています。また、特に時間がきまっている重要なタスクの場合にスケジューラーの通知に加えて Apple Watch のアラームをセットしておけばまず忘れることはないでしょう。
10位 HeartWatch
脈拍や心拍数の測定と管理をしてくれる「HeartWatch(ハートウオッチ)」です。有料アプリですが測定したデータが開発元に提供されることがないので安心して使えます。コンプリケーションにも対応していますので、サクッと自分の健康状態を確認することができます。心拍数が極端に高かったり低かったりすると通知もしてくれます。
9位 LINE
コミュニケーションアプリの定番「LINE」です。以前は Apple Watch では動作が遅いこともありましたが、現在では起動も早くサクサク使えます。Apple Watch 用に、メッセージの定型文を登録できるのが便利です。
8位 PayPay
スマートフォン決済アプリの「PayPay(ペイペイ)」です、すでに iPhone でお使いの方も多いのではないでしょうか。PayPay アプリは、Apple Watch にも対応していますので、Apple Watch の PayPay アプリで支払い用のバーコードを表示して決済することができます。(バーコードは店員さんが読み取りしやすいよう縦に表示されます)また、動作がとても安定しているので安心して使えます。
PayPay アプリはモバイルデータ通信にも対応しています。セルラーモデルの Apple Watch なら iPhone がなくても決済できますので、iPhone を持たずに気軽に散歩やコンビニに行くことができます。
7位 メール(標準アプリ)
Apple Watch のメールアプリも色々試してみましたが、現時点では HTMLメールに対応している標準アプリのメールがオススメです。メール内のリンクをタップすれば簡単なウェブページであれば表示することもできるので、いちいち iPhone を取り出さなくて済むのが便利です。
6位 Chirp for Twitter(終了)
「Chirp(チャープ)for Twitter」は、Apple Watch 専用の Twitter クライアントアプリです。動作が軽くとてもサクサク使えます。モバイルデータ通信にも対応していますので、入浴中など iPhone がない場所でも最新のツイートを閲覧することができます。
有料版の Chirp Pro にアップグレードすれば、Apple Watch だけでツイートの投稿、DMの閲覧や返信、リストの閲覧など、Twitter の主要な機能はほぼ使えるようになります。Chirp は Twitter をよく使う方に絶対オススメの Apple Watch アプリです。
5位 天気(標準アプリ)
天気アプリは10個以上試してみましたが、やはり現時点では標準アプリの「天気」が、機能、使いやすさ、速度、どれをとっても一歩先をいっています。1時間ごとの天気予報の画面をタップすれば 天気→降水確率→気温 と表示が変わり、下にスクロールすれば、UV指数と風速、週間天気予報が表示できるので10秒もあればサクッと天気情報を確認できます。
コンプリケーションに、時間ごとの気象情報、気温、降水確率、風速、UV指数を自由自在に表示できるのも魅力です。
4位 Twilio Authy
2段階認証用アプリの「Twilio Authy(トゥイリオ オウシー)」です。2段階認証用アプリでは Google Authenticator が有名ですが、残念ながら Apple Watch には対応していません。Authy なら、2段階認証に使うワンタイムパスワードを Apple Watch で確認することができるので、iPhone を取り出すことなく各種サービスにログインすることができます。
2段階認証に使うワンタイムパスワードは「時間」を元にして生成されています。その時間を刻む Apple Watch に Authy はぴったりのアプリではないでしょうか、本当によく使うアプリなのでコンプリケーションへの対応を期待します!
3位 BatteryPhone
「BatteryPhone」は Apple Watch でペアリングしている iPhone と Apple Watch 両方のバッテリー状態を確認できるアプリです。コンプリケーション(文字盤にアプリを表示できる機能)に設定すれば、文字盤で iPhone と Apple Watch 両方のバッテリーの残量を確認することができます。
BatteryPhone は、ちょっと地味なアプリではありますが、使い始めると思わぬ便利さに手放せなくなるアプリです。
2位 手洗いタイマー(標準機能)
これはアプリではありませんが、新型コロナウイルス感染症対策としても絶対オススメなのが watchOS 7 の標準機能「手洗いタイマー」です。Apple Watch の「設定」アプリから「手洗い」をタップして「手洗いタイマー」をオンにするだけで使えます。(手洗いタイマーは Apple Watch Series 4以降で利用可能です)
手洗いを始めると自動的にカウントが始まり、世界各地の保健機関が推奨している20秒間の手洗いを続けると触覚で教えてくれます。また、iPhone の Watchアプリから手洗いリマインダーを設定すると、帰宅した時の手洗いを忘れないようにリマインドすることもできます。
1位 Suica(Apple Pay)
この1年間で圧倒的に利用頻度が増えたのが Apple Pay の Suica です。
新型コロナウイルス感染症対策のためキャッシュレス決済が推奨されたこともあり、普段利用するお店のほとんどが Suica 決済に対応しました。私もできるだけ会計時の接触機会を減らすため積極的にキャッシュレス決済を使うようになり、今ではほとんど現金を使わないようになりました。
Apple Pay の Suica を使えば iPhone を取り出すことなく素早く支払いができて、Apple Watch の Wallet アプリでチャージまでできてしまいます。今や非接触かつ素早い会計は買い物のマナーになりつつあります。ぜひ Apple Watch を活用しましょう!
おわりに
Apple Watch を便利だと感じるところは、生活スタイルや、ペアリングしている iPhone の使い方によって変わってくると思います。ぜひご自身にピッタリの Apple Watch アプリを探してみてくださいね。
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