先日(2016年9月7日)AWS(アマゾン ウェブ サービス)のCDNサービス Amazon CloudFront が HTTP/2 に対応したそうです。CloudFront は、現在日本でのCDNシェアの約25%を占めていますので、WEBサイトの HTTP/2 化がますます加速しそうです。そこで今回は、大手CDNサービス各社の HTTP/2 対応状況を調べてみました。
CDN各社 の HTTP/2対応状況
今回調べた5社はすべて HTTP/2 に対応していました。(2016年9月9日時点)
プロバイダー | サービス名 | HTTP/2 対応時期 |
---|---|---|
AWS(アマゾン ウェブ サービス) | CloudFront | 2016年9月7日 |
Microsoft Azure(アジュール) | Azure CDN | 2016年8月15日 |
Google Cloud Platform | Cloud CDN | 2015年10月22日 |
Akamai(アカマイ) | Akamai CDN | 2015年内? |
CloudFlare(クラウドフレア) | CloudFlare | 2015年12月5日 |
Google Cloud Platform と大手CDN(Akamai、CloudFlare)の2社は、早い時期から HTTP/2 に対応していたようです。(HTTP/2は2015年5月にRFC7540として文書化)Akamai の HTTP/2 正式リリース時期は分かりませんでしたが、RFC文書化からわずか1ヶ月後の2015年6月にはベータリリースがされています。
日本国内のクラウドサービスでは、さくらのクラウドの国内向けウェブコンテンツ配信サービス「ウェブアクセラレータ」が HTTP/2 に対応しています。
終わりに
HTTP/2 は、事実上SSL/TLSが必須です。WEBサイトのHTTPS化も合わせて進みそうですね。
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