PHP 政府統計 API の使い方メモ(e-Stat)

PHP 政府統計 API の使い方メモ(e-Stat)
あぱーブログ
2015年7月2日  カテゴリー:プログラム データ分析 PHP  タグ: , ,
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政府統計の総合窓口(e-Stat)の API 機能 では、各府省が公表する統計データを、APIを使って簡単に取得することができます。以前は各府省ごとに、統計データを公開していましたが、近年この、政府統計の総合窓口サイトの1つにまとめられ、昨年からは API 機能の提供も開始されました。

政府統計 API の使い方はいたって簡単なのですが、統計データの種類、量ともに膨大なため、データ取得までの流れが、他のWEBサービス系のAPIとは少し異なります。そこで今回は、政府統計 API の使い方をご紹介します。

政府統計 API でデータ取得するまでの流れ

もくじの2〜5の流れで、統計データを取得します。

政府統計 API にリクエストするパラメータなど、詳細な仕様は公式マニュアルをご参照ください。

▽ 政府統計の総合窓口(e-Stat)API仕様【バージョン2.0】
http://www.e-stat.go.jp/api/wp/wp-content/uploads/2015/04/API-specVer2.0.pdf

今回は、地域別の「うなぎのかば焼き」の年間支出金額の統計データを取得してみたいと思います。

アプリケーションID の取得

政府統計 API は、誰でも無料で利用登録ができます。クレジット表示をすれば、取得した統計データを元に作成した、アプリやWEBサービスを公開することもできます。

▽ 利用登録(仮登録) | 政府統計の総合窓口(e-Stat)−API機能
https://www.e-stat.go.jp/api/apiuser/provisional/

利用登録が終わったら、管理ページにログインして、アプリケーションIDを取得します。

「アプリケーションIDの取得」を選択し、名称とURLを入力して「発行」ボタンを押します。そうすると appId欄にアプリケーションIDが表示されますので、こちらをメモしておきます。
e-stat-api-01

統計表IDの取得

まずはじめに、データを取得したい統計表のIDを APIで取得します。WEBサービス系のAPIでは、取得したいデータIDの一覧ページがあったりしますが、統計表は数が多いためか、統計表IDを検索するところからAPIを使います。

APIへのリクエストパラメータは「appId=<アプリケーションID>」が必須になります。パラメータ値には URLエンコードが必要です。

検索キーワードパラメータ searchWord に「うなぎのかば焼き」を指定して、統計表情報を取得します。API名は getStatsList です。

上のプログラムを実行すると「うなぎのかば焼き」に関する統計表情報が表示されますので、統計表名を参考に、取得したいデータがありそうな統計表を探します。以下の統計表が該当しそうです。この統計表ID(@id)「0003021328」をメモしておきます。

統計表のメタ情報を取得

続いて、取得した統計表IDを元に、統計表のメタ情報を取得します。メタ情報には、分類コードや時間コードなど、統計データを取得する際に指定する、パラメータの値が含まれています。

先ほど取得した統計表IDを、パラメータ statsDataId に、指定します。API名は getMetaInfo です。

かなり大量のメタ情報が表示されます(^^;) 分類が688種類もあるようです。探してみると「うなぎのかば焼き」は分類事項01(cat01) の、分類コード「010920010」と分かりました。

同様に、一番最近の時間軸コードも探します。2014年の時間軸コードは「2014000000」になります。

統計データの取得

いよいよ統計データの取得です。パラメータには統計表IDに加えて、先ほど調べた、分類コードをパラメータ cdCat01 に、時間軸コードを cdTime に指定します。API名は getStatsData です。

取得した統計データには、コードと数値のみの統計データと、地域名などメタ情報が含まれています。上のプログラムは、それらを組み合わせて表示しています。配列の階層が深いのでちょっと大変ですね。

プログラムを実行してみます。やはり浜松市がダントツです(^^)

分類コード cdCat01 の値を変えれば、パーソナルコンピュータ「090100050」や、世帯主こづかい「100200010」などの地域別の年間支出金額を表示することができます。

終わりに

行政機関には、強い縦割り行政のイメージを持っていましたが、政府統計の総合窓口(e-Stat)は、各府省等の参画のもと、総務省統計局が中心となり開発を行ったそうです。縦割りをやめ、各府省が協力してくれると、私たちにはこのような形で恩恵が受けられます。統計分野以外でも、各府省の本当の協力が広がってほしいものです。

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