テレワークの急速な普及により、Macの画面共有(Windowsのリモートデスクトップのようなものです)で、テレワークをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか? Macはちょっとした操作でもアニメーションを多く使っているので、インターネットを経由した Macの画面共有はもっさり重く感じることがあります。そこで今回は、Macの画面共有が遅い時に設定すべき5つのポイントをまとめてみました。
設定をするのは「接続先」の Mac
設定をするのにあたって注意しなければいけないのは、設定をするのは「接続先」の Mac ということです。画面共有の接続元のMacに設定しても効果はありません。
視覚効果を減らす
左上のアップルメニュー から「システム環境設定」を選択して「アクセシビリティ」をクリックします。
「ディスプレイ」を選択して「視覚効果を減らす」をチェックします。
透明度を下げる
同じく「アクセシビリティ」→「ディスプレイ」の「透明度を下げる」をチェックします。
ジニーエフェクトをやめる
左上のアップルメニュー から「システム環境設定」を選択して「Dock」をクリックします。
ウインドウをしまうときのエフェクトを「スケールエフェクト」に変更します。
起動中のアプリケーションをアニメーションで表示しない
同じく「Dock」の「起動中のアプリケーションをアニメーションで表示」のチェックを外します。
Finder のアニメーションをオフにする
Finder の「移動」メニューから「アプリケーション」を選択して「ユーティリティ」→「ターミナル」をダブルクリックします。
ターミナルに以下のコマンド(少し長いです)をコピペして、エンターキーを押して実行すれば Finder のアニメーションがすべてオフになります。
元に戻す場合は、以下のコマンドを実行してください。
おわりに
現時点(2020年5月)のテレワークやリモートワークは VPN にかなり依存しているため、このような工夫が必要になります。しかし最近では VPN すら不要となる ゼロトラストネットワーク が注目を集めています。はやく普及してくれるといいですね。
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